ウニの受精実験&プルテウス飼育

2月15日のバフンウニの受精実験をもちまして日本財団「海と日本PROJECT」イベントのお茶大二次拠点としてはこれで終了となります。

その後はきらら舎で飼育中のコシダカウニや採集者さんから購入するムラサキウニなどで数回、ワークショップを行う予定です。


【セット内容】

受精卵(250mlの培養フラスコ入り)

キートセラス・・餌です・・(48ml)

スポイト

人工海水の素(2L分)

4cmシャーレ(観察用)


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自由研究用資料などについては、レポート作成サポート/ウニ編をご覧ください。

写真や動画資料もそこにアップしています。

【観察と飼育】

  • まずは人工海水の素を全量、2Lのペットボトルに入れて水を満たします。安い国産(軟水)の2Lのミネラルウォーターを使うと安心です。よく振って完全に溶かします。
    なかなか溶けない場合は時間を置いて数回振ってください。
  • 2/12 14:20受精。輸送中の揺れを防ぐため口までいっぱい入れています。届きましたら、先に全量を他の容器(※1)に移し替えてください。培養フラスコは洗って逆さまにして乾かしておいてください(カルキの入っている水がなくなればよい)。
  • 届く頃には孵化していると思いますが、容器換えをしたら1時間ほど静置してください。孵化すると水面に集まります。これをもとの培養フラスコにそっと移します。半量くらいが目安。
  • それぞれの容器に作っておいた人工海水を足します。人工海水は完全に溶けているものを使ってください。若干の溶け残りがある場合は静置しておいて、上澄みを注いでください。
  • キートセラスを1滴づつ入れておきます。キートセラスは4腕プルテウスになったら2~3滴づつなど様子を見ながら入れてください(※2)
  • 一週間に一度希釈して(容器を増やす)水質を保持します。

※1 100均のウォーターボトルなど

※2 顕微鏡で観察(あるいは容器の外からルーペで見て)体の真ん中(胃腔)が茶色になっていればOK。

こんなボトルで希釈していきます。直径10cmくらいの容器でもいいです。外からルーペで見て観察するには適していないので、基本的には250mlの培養フラスコをメイン飼育容器にするといいです。

上にいるほうが元気なことが多いので(例外もいる)そちらを精鋭部隊として飼育していってください。

変態

8腕プルテウスになり、胃の横にウニの原基ができてきたらそろそろ変態誘導の準備をします。これについては、サロンにてお話していきます。

FaceBookグループ「海★UN Iプロジェクトサポート部」も合わせてご参照ください。

お茶大によるリモート相談会・報告会のご案内は「海★UN Iプロジェクトサポート部」で行っています。

  1. 参加者の年代(小4、中1、20代、40代、家族で・・・など)
  2. どこまで育てられたか(4腕プルテウスで全滅、8腕プルテウスで全滅、稚ウニになった!など)
  3. 機会があれば、またやってみたいですか? Yes or No
  4. 感想

よろしくお願いします!

カテゴリー: 生物 パーマリンク

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