ウニの受精実験&プルテウス飼育に参加された方は、このページ末にある精子や受精の動画、未受精卵や発生の画像をお使いください(2月2日くらいまでにアップします)。
自由研究や発表のためのレポートやスライド作成のサロンです。
学校から仕様が定められている方、特別な「賞」に応募予定の方は、別途LINEからご相談ください。それに合わせてサポートを行います(料金内で対応します)。
はじめに
- Googleアカウントを作ってください
- ブラウザはGoogle Chromeが最適です
- レポート用のフォルダを作りましょう
スケジュール
- Googleドライブで作ったフォルダを開き、「新規」からGoogleスライドを選択します。作成はここから始めていきます。
- 「ファイル」➡「ページ設定」からサイズを 29.7cm×21cmに変更します。
- ひな形の販売もします。
1月・2月のウニ受精実験に参加する方は、以下の撮影と記録をしておいてください。
受精時の写真は別途差し上げます。
なお、飼育サポート(無料)は受精卵キットをご購入された方へ ウニの受精実験&プルテウス飼育 で行っています。
- 初日:容器の外からの写真撮影
- 初日:届いた受精卵の顕微鏡撮影
- その後:毎日1枚以上の顕微鏡撮影をしてください
- 観察して気づいたことをメモしておいてください
例)
丸くてクルクル回っている、三角形になってきた、腕が4本になった、体の真ん中に丸い部分があり、餌を食べるとそこが茶色になる・・・・・
3月下旬にひな形の販売、レポート作成、プレゼンの仕方などのオンラインサロンを開催します。録画はありませんので、数回行ううちのいずれかにご参加ください。
開始 5 分を過ぎて参加者がなかった場合は早期終了します。
サロン1回目/ウニの発生からウニ変態まで(テキスト資料付)・レポートの作り方
- ウニの発生からプルテウス飼育、変態誘導について説明します
- zoomのウィンドウを小さくして一緒に作成をします
- スライドを作る手順などを説明します
3/26(水) 16:00~16:30(作業が終わらない場合は17:00まで居残りできます)
3/30(日) 10:00~10:30(作業が終わらない場合は11:00まで居残りできます)
3/30(日) 16:00~16:30(作業が終わらない場合は17:00まで居残りできます)
上記 日程3つは内容はどれも同じですので、どれか都合が合う時に参加してください。複数参加も可能です。
サロン2回目/レポート添削
- マンツーマンで、提出方式に合わせて作業方法を説明します
個別に時間を決めて行います(20~30分)
サロン1回目・2回目分(限定10名) ¥1100 >>ご注文(3/18 受付開始)
サロン3回目/プレゼン準備と練習(オプション)
個別に時間を決めて行います(60分)
- スライドを使ったプレゼンを予定されている方へ、プレゼン用のスライドの作り方を説明し、一緒にひな形と台本を作り、練習します。
zoomの他にLINEで個別相談も受けます。
3回目(限定3名) ¥2200 >>ご注文(3/18 受付開始)

未受精卵。メダカの卵も無精卵はすぐにつぶれてしまうように、未受精卵は弱いです。いびつなものもありますが、これは受精するとまんまるになります。
墨汁を入れると卵の周りにあるゼリー層を見ることができます。海中でゼリー層が少しづつ溶け出し、そこに含まれる成分が精子を誘引します。

精子は卵に到達すると先に先体突起というものを出現させます。
先体反応といいます。
これでゼリー層を溶かして進みます。
卵の表面(卵黄膜というものに覆われている)に到達すると、先端にバインディンというものが出現します。一方、卵のほうには受容体というものができます。受容体が鍵穴でバインディンが鍵というイメージです。
種が異なり・・・つまり鍵が合わなければドアは開けられないため、精子は卵に入っていけません。交雑を防いでいます。しかし、実際には近い種では受精することも確認できています。ただし、こうして生まれた交雑種F1はウニに変態するまで成長しても、生殖能力がないのだそうです。
精子に出現したバインディンと卵の受容体が融合して受精スタート!
精子が卵に入ると、

精子が入った部分から受精膜があがります。
ウニの卵は表面に卵黄膜、その内側に細胞膜があり、その内側に表層粒という小さな粒が並んでいます。精子が卵に入ると、表層粒が崩壊して、細胞膜と卵黄膜の隙間に酵素を放出します。
その結果、細胞膜と卵黄膜の接着剤的作用が消されて卵黄膜は細胞膜から離れていきます。
表層粒の崩壊は、精子が侵入したところから卵全体に拡がっていきます。
上の写真の右上の卵。一部分だけ受精膜があがっています。ここから精子が入ったと推測できます。ちなみに、卵黄膜は受精後は受精膜と名前が変わります。
卵に入った精子は鞭毛がなくなり、中心体によって、卵へ向かい、卵核と融合(核融合)します。
その後、1つの受精卵は細胞分裂で2つに分かれます。核分裂です。
それに合わせて、卵にくびれができてきて、細胞が2つに分かれていきます。細胞分裂です。


受精から卵割についての詳しい説明は、スライドを用いて図も加えて、zoomで説明します。






細胞分裂が進むと細胞は周りに集まり内部に卵割腔ができます。胞胚となり、受精膜の中でくるくると回りだし、やがて膜をやぶって外に飛び出します。孵化です。
続きはまた近日中に更新します